天体まとめ

<随時更新>夏のメシエ天体をまとめました

記事内に商品PRを含む場合があります

季節は夏ですね。

夏は気温が高くて熱ノイズが多くなり、夜も短いので天体写真にとっては最悪の季節です。

ですが夏にしか見られない天体もたくさんあるので紹介したいと思います。

この記事ではすべての夏のメシエ天体を私が撮影した写真とともに一気に紹介します。

未撮影の天体は星図アプリの Sky Guide から写真をお借りしました。

というわけで早速行ってみましょう!

*赤経15hから21hまでの天体を夏の天体とします

M102 (りゅう座)

RA 15h06m, DEC +55°46′

りゅう座にある銀河です。

M102はメシエの記録が曖昧で確定していませんが、NGC5866であるという説が有力です。

M5 (へび座)

RA 15h18m, DEC +02°05′

へび座にある球状星団です。

かなり大型で見応えがあります。

M80 (さそり座) -未撮影-

RA 16h17m, DEC-22°59′

さそり座にある球状星団です。

M4 (さそり座)

RA 16h23m, DEC -26°32′

さそり座にある球状星団です。

かなり大型の部類になるので観察してみるといいでしょう。

M107 (へびつかい座)

RA 16h32m, DEC -13°03′

へびつかい座にある球状星団です。

メシエ天体の球状星団の中で最も暗いと言われています。

M13 (ヘルクレス座) -未撮影-

RA 16h41m, +36°28′

ヘルクレス座にある球状星団です。

非常に大きな球状星団で、天高く上がるので観察するのに人気の球状星団です。

一度見てみてください。

M12 (へびつかい座)

RA 16h47m, DEC -01°57′

へびつかい座の球状星団です。

目立つものではありませんが、赤緯が高いので観察はしやすいと思います。

M10 (へびつかい座)

RA 16h57m, DEC -04°06′

へびつかい座の球状星団です。

M12の近くにいます。

赤緯は高いほうです。

M62 (へびつかい座) -未撮影-

RA 17h01m, DEC -30°07′

へびつかい座にある球状星団です。

かなりの低空に現れます。

M19 (へびつかい座) -未撮影-

RA 17h02m, DEC -26°16′

へびつかい座の球状星団です。

M92 (ヘルクレス座) -未撮影-

RA 17h17m, DEC +43°08′

ヘルクレス座の球状星団です。

M13よりかは小さいですが、天高く上がるため観察しやすいです。

M9 (へびつかい座)

RA 17h19m, DEC -18°31′

へびつかい座の球状星団です。

M14 (へびつかい座)

RA 17h37m, DEC -03°15′

へびつかい座の球状星団です。

赤緯が高いほうなので観察しやすいでしょう。

M6 (さそり座)

RA 17h40m, DEC-32°13′

さそり座にある散開星団です。

かなり低いですが撮影してみる価値はあるでしょう。

M7 (さそり座)

RA 17h53m, DEC -34°49′

さそり座の散開星団です。

背景の星と合わせてかなり綺麗ですが、赤緯が非常に低いので厄介ですね。

M23 (いて座)

RA 17h56m, DEC -19°01′

いて座の散開星団です。

多数の星々がまばらに散りばめられている様子が綺麗ですね。

M20 (いて座)

RA 18h02m, DEC -23°02′

三裂星雲として有名な星雲です。

下の赤は輝線星雲、上の青は反射星雲と光っている原理が違うものが共存しています。

非常にきれいなので一度は撮影してみてください。

M8 (いて座)

RA 18h03m, DEC -24°23′

干潟星雲として有名な星雲です。

かなり明るいので望遠鏡でも光のしみが確認できると思います。

Hα対応のカメラで撮影すれば、ピンクに近い赤色が鮮やかに写ります。

ぜひ撮影してみてください。

M21 (いて座)

RA 18h04m, DEC -22°30′

M20(三裂星雲)のすぐ近くにいる散開星団です。

小さめですが綺麗なので観察してみてください。

M24 (いて座) -未撮影-

RA 18h16m, DEC -18°29′

別名いて座スタークラウドです。

「バンビの横顔」と呼ばれることもあります。

M16 (へび座)

RA 18h18m, DEC -13°47′

へび座にある星雲で、別名わし星雲です。

どこが鷲なのかよくわからないですが笑

M18 (いて座)

RA 18h19m, DEC -17°08′

いて座にある散開星団です。

かなり小さいので高倍率で観察するといいでしょう。

M17 (いて座)

RA 18h20m, DEC -16°11′

いて座にある星雲です。

オメガ星雲と呼ばれていますが、どこがオメガなのでしょうか。

かなり明るいので観察もできると思います。

M28 (いて座) -未撮影-

RA 18h24m, DEC -24°52′

いて座にある球状星団です。

M69 (いて座)

RA 18h31m, DEC -32°21′

いて座の球状星団です。

非常に小さく、低空に現れるのでかなり厄介です。

M25 (いて座)

RA 18h31m, DEC -19°15′

いて座にある散開星団です。

明るくて大きいので観察・撮影しやすいと思います。

オレンジ色の星がアクセントになっていて綺麗ですね。

M22 (いて座)

RA 18h36m, DEC -23°54′

いて座の球状星団です。

いて座最大級の球状星団で、M13やM4に並ぶサイズです。

ぜひ見てみてください。

M70 (いて座)

RA 18h43m, DEC -32°18′

いて座の球状星団です。

小さくて低いのでかなり厄介です。

M26 (たて座)

RA 18h45m, DEC -09°24′

たて座の散開星団です。

赤緯が高いので観察しやすいと思います。

M11 (たて座)

RA 18h51m, DEC -06°16′

たて座の散開星団です。

別名は野鴨星団です。

どこが野鴨なんでしょうかね。

小さいですが密集していて迫力のある星団だと思います。

M57 (こと座) -未撮影-

RA 18h53m, DEC +33°02′

こと座の惑星状星雲です。

環状星雲やリング星雲と言われています。

しかし視直径は異常に小さく、淡い外縁部を含め3分角ほどしかありません。

高倍率望遠鏡が必須でしょう。

M54 (いて座)

RA 18h55m, DEC -30°29′

いて座の球状星団です。

小さくて低いので観察しづらいでしょう。

M56 (こと座) -未撮影-

RA 19h16m, DEC +30°11′

こと座の球状星団です。

M55 (いて座)

RA 19h40m, DEC -30°58′

いて座の球状星団です。

かなり大きいので観察・撮影してみてください。

M71 (や座) -未撮影-

RA 19h53m, DEC +18°47′

や座の球状星団です。

M27 (こぎつね座)

RA 19h59m, DEC +22°43′

こぎつね座にある惑星状星雲です。

亜鈴状星雲やあれい星雲、ダンベル星雲などと呼ばれています。

惑星状星雲にしては大きいほうです。

M75 (いて座) -未撮影-

RA 20h06m, DEC -21°55′

いて座の球状星団です。

M29 (はくちょう座 ) -未撮影-

RA 20h23m, DEC +38°32′

はくちょう座にある散開星団です。

視直径が10分角ほどなので意外と小さいです。

M72 (みずがめ座) -未撮影-

RA 20h53m, DEC -12°32′

みずがめ座の球状星団です。

M73 (みずがめ座) -未撮影-

みずがめ座にあるアステリズム(星の並び)です。

どうしてこんなものがメシエ天体リストに収載されているのか謎ですね。

これですべての夏のメシエ天体の紹介が終わりました。

赤経の順番に並べたのでメシエマラソンなどに役立ててください。

では。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です