へびつかい座

へびつかい座の球状星団M10

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季節はもう春ですね。

毎日花粉に苦しめられています。

いつになったら花粉が収まるのでしょうか…

明け方にはすでにへびつかい座が現れていますね。

というわけで今日はへびつかい座の球状星団M10を紹介します。

結果

Date: Mar 21 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x18 (36min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

この日は比較的シーイングがよかったです。

BXT(BlurXTerminator)の力もあって細かい部分まで描写できました。

春は透明度は悪いですがシーイングはいいみたいです。

低空を見渡すと花粉のせいで真っ黄色になってましたが笑

へびつかい座には多くの球状星団があり、M10はそのひとつです。

地球からの距離はおよそ14000光年です。

球状星団は見た目がどれも同じで興味を持つ人が少ないみたいですが、メシエ天体コンプリートのためには欠かせません。

都会からでも十分楽しめる天体なので一度撮影してみてはいかがでしょうか。

ポイントはシーイングと口径です。

細かい構造まで写そうと思ったら、ある程度シーイングがよくないといけません。

そして望遠鏡の口径ですね。

今回は口径20cmの望遠鏡で撮影したので割とよく写りました。

球状星団は小さいものが多いので焦点距離が長いとさらにいいと思います。

あとはBXTにおまかせです。

BXTの Correct Only でも十分収差やコマを修正してくれるのでありがたいです。

解像度で悩んでいる人は一度BXTを試してみるといいかもしれません。

では。

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