へびつかい座

へびつかい座の球状星団M14

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まだ桜が咲いていません。

これから春本番といったところでしょうか。

ですが夜空はすでに春の後半に突入しています。

オリオン座は完全に西に傾き、おとめ座が見頃の季節になりました。

夜明け前には夏の天の川、へびつかい座やさそり座が見れます。

まあ都会からではさそり座のアンタレスくらいしか見れないのですが。 > <

というわけでへびつかい座の球状星団M14を紹介します。

結果

Date: Mar 21 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x21 (42min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

この球状星団は色が黄色っぽいですね。

古くて冷たい星が多いことからこんな色になっているらしいです。

球状星団は宇宙で最も古い構造のひとつで、M14はおよそ130億年前にできたとされています。

球状星団は見た目的にはどれも同じような感じですが、科学的にはそれぞれ個性があって面白いらしいですね。

M14はへびつかい座の中でも左のほうにあり、天の川に近い位置にあります。

背景に星がたくさんいるのもそれが理由でしょう。

中には天の川のコアのすぐ近くにある球状星団もあり、背景と同化してしまうものもあるらしいです。

へびつかい座は天の川の脇にありますが、いて座は天の川のコアの方向にあります。

いて座の天体も面白いのですがまだシーズンではなさそうです。

しばらくはおとめ座やへびつかい座で楽しもうと思います。

では。

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