もう春分の季節ですね。
今年の春分は3/20らしいです。
3/21のイメージがあったので意外です。
夜明け前の空を見るとすでに夏の星座が控えています。
南のほうにはヘルクレス座、へび座、へびつかい座、さそり座などが見えます。
へびつかい座は黄道十二星座から外されてしまった可哀想な星座です。
ですがへびつかい座には面白い天体がたくさんあります。
今回は球状星団のM12を見てみましょう。
結果

Date: Mar 21 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x18 (36min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
球状星団なので特に変わった点はないですね。
球状星団は全部同じに見えてしまいます。
注意深く見比べると違いに気づくのですが、単体で見るとみんな同じ感じです。
球状星団に興味を持つ人が少ないのはそのせいでしょうか。
ですが無数の星が集まっている様子は見ごたえがあります。
この前はオメガ星団をリモートで撮影してみましたが、圧倒されるような写真が得られました。
オメガ星団は視直径が最大の球状星団なのでここまで写るのでしょう。
南半球の人たちが羨ましいです。
南半球に球状星団が密集しているのは、銀河のコアがいて座方向にあるからです。
日本からでも見れるものとしてはM22やM4が巨大なものになります。
ですが南の空低くに現れるので撮影は厄介そうです。
また今度撮ったらブログに上げます。
では。