インスタの星景写真が夏の天の川で埋め尽くされています。
もう夏の天の川が見れる季節なんですね。
ただ、最近は花粉のせいで低空の透明度が終わってます。
夏の天の川を撮るなら南の海沿いが一番だと思います。
今日はさそり座のアンタレスのすぐ近くにいる球状星団、M4を紹介します。
結果

Date: Mar 23 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 1min x20 (20min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
この星団はかなり大きめの球状星団で、M22に並ぶほどの視直径です。
かなり迫力のある姿を期待したのですが…
光害地であるうえ、花粉で低空の透明度が最悪な中での撮影だったのでしょぼいです。
低空の天体はしんどいですね。
夏の天の川が真上に上がってくる南半球の人たちが羨ましいです。
それにしても、こんな低空の天体をフランスから見つけた昔の人はすごいです。
アンタレスの近くにいるので位置探しにはさほど困らないでしょうが、低空の天体だと大気の影響で像がぼけがちになります。
北半球の球状星団を楽しみたい人はまずはM13を見てみてください。
大口径の望遠鏡で見ると星のつぶつぶが分解されて見えるらしいです。
私は見たことがないので見てみたいです。
では。