へびつかい座

へびつかい座の球状星団M107

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夜明け前にはすでに夏の星座が集まってます。

中でも、へびつかい座は夏の初めのほうに見ることができる星座です。

暗い場所に行くとへびつかい座のα星のラサルハグェ(Rasalhague)が目立ちます。

私が野辺山に行ったときは、夏の大三角形がラサルハグェを加えて四辺形のように見えたことを覚えています。

2等星なのでかなり明るいです。

というわけで、今日はへびつかい座の球状星団のM107を紹介します。

結果

Date: Mar 24 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x15 (30min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

メシエ天体の中で最も暗い球状星団です。

およそ+8.9等級ほどしかありません。

非常に地味なのでなんでこれがメシエカタログに入っているのか謎です笑

まあメシエさんの気まぐれなので仕方ないですか…

NGC2403とかNGC2903を代わりに入れたほうがいいと思いますが。

このM107の後ろにはHII領域があるらしく、Hαを別撮りして合成するのも面白そうです。

検索したら撮っている人は一人もいませんでした。

今度やってみるのも面白そうですね。

地味な球状星団ですが、長時間露光したらなにか出てくるかもしれません。

M15だと周りの分子雲やHII領域と一緒に写してる作品を結構見かけるんですが。

メシエ天体も意外と奥が深いです。

では。

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