リモート天体写真サービス Telescope Live で遊んでいます。
マイルールとしてこれからは北天の天体は自分で撮り、南天の天体はリモートを使ってもよいとすることにしました。
「南天の天体」とは、私の定義では赤緯-30°以南のものです。
全部リモートで撮ってしまうと遠征する楽しみがなくなるので…
というわけで今回はケンタウルス座のオメガ星団(NGC5139)を紹介します。
Omega Centauri (オメガケンタウリ) とも呼ばれている球状星団ですが、オメガケンタウリと検索したらなぜかキン肉マンの記事ばっかりが出てきました笑
というわけでオメガ星団と呼ぶことにします。
結果

Location: Rio Hurtado Valley, Chile
Camera: FLI ProLine PL9000
Telescope: Planewave CDK24 (FL 3974mm, f6.5)
Exposure: Luminance 600s x8, Red 600s x7, Green 600s x6, Blue 600s x8 (Total 290min)
Processing: PixInsight, BXT
広角と拡大の構図の2種類があったのですが、今回は中心部が拡大されているほうを選びました。
Planewave望遠鏡の凄まじい解像度が発揮されていますね。
オメガ星団はおよそ1000万個の星を含んでいるとされています。
この写真の中だけでも数百万個の星が写っているはずです。
中心部は星が重なりすぎててよくわからないですね。
オメガ星団は肉眼でも普通に見えるらしく、およそ+3.7等級です。
昔はケンタウルス座のω星だと思われていましたが、時代が進んで球状星団だとわかるようになりました。
全天で最も明るい球状星団です。
一度はこの目で見てみたいですね。
北天のM13は+5.8等級で、私の目には見えませんでした。
南半球に行く機会があったらぜひオメガ星団を見てみてください。
望遠鏡で見るともっとすごいらしいです。
L画像の撮って出しはこちらです。

この時点でものすごい量のつぶつぶが写っています。
やっぱり口径とシーイングが大事なのでしょうか。
では。