季節は春ですが、もうすでに星座は夏のほうに傾いています。
特にりゅう座は見頃です。
りゅう座といえばキャッツアイ星雲が有名ですが、それ以外にも多数の銀河がある星座です。
今回はりゅう座のメシエ天体、M102を紹介します。
ですがM102はメシエによる詳しい記述がなく、詳しい存在は謎のままです。
今回はM102はNGC5866として紹介します。
結果

Date: Apr 16 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x14 (70min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
思った以上に小さい銀河でした。
見かけの大きさはたったの 4.7′ x 1.9′ ほどです。
このレベルになると望遠鏡の焦点距離は2000mm以上あったほうがいいですね。
今回はたったの590mmほどなので短すぎました。
ですが北側のベランダが狭く、大きな反射望遠鏡が出せないので仕方ありません。
M102の中心を走る暗黒帯があるはずですが、今回は写りませんでした。
強烈に拡大して長時間露光すれば出てきそうです。
最近はシーイングが安定していてうれしいです。
あとは花粉が収まってくれれば一番うれしいのですが。
では。