6月の野辺山遠征シリーズの続きです。
NGC7331とNGC5371はこちら↓


今回の遠征では梅雨前の最後のチャンスだと思って、銀河だけを撮っていました。
夜明け前にはすでにケフェウス座のNGC6946銀河(花火銀河)が昇ってきていたので撮影してみました。
どんな感じになったのか見てみましょう。
結果
Date: Jun 6 in 2025
Location: @野辺山 (SQM 21.68)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10°C)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance Filter
Exposure: 3min x18 (54min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
途中から雲がやってきたせいで1時間も露光できませんでした。
残念です。
また、焦点距離不足であまり解像していないですね。
ASI533MC Pro も画素数が少ないので小さい銀河には不向きです。
ですがf値が明るかったおかげで、なんとか見れる写真にはなりました。
処理してみたらかなり赤っぽい銀河ですね。
きっと天の川の塵の影響でオレンジ色に傾いてしまっているのでしょう。
2月に撮ったIC342も似たような感じでした。

ですが私はNGC6946のほうが色が鮮やかで好きです笑
少し小さいのが難点ですけどね。
焦点距離が800mmだとやっぱり短いです。
拡大するとf値が大きくなって遅くなりますが仕方ないのでしょうか。
口径が大きくなると機材が重くなってしまうのでこれぐらいが一番扱いやすいのかもしれません。
今度は違う機材でリベンジしてみたいです。
では。