おおぐま座には面白い銀河がたくさんあります。
その中でも相互作用銀河は複数の銀河が重力で引き寄せられ、ジェットを吹き出したりしているものです。
今日はおおぐま座の相互作用銀河、NGC5216とNGC5218(Arp104)を紹介します。
結果

Date: Feb 20 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x44 (220min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
左上の2つの銀河が相互作用銀河のArp104です。
上がNGC5218, 下がNGC5216です。
また、右下にもNGC銀河がいてNGC5205と呼ばれています。
この写真ではわかりづらいですが、NGC5216とNGC5218の間にはかすかな橋ができています。
ネットで画像を検索してみるとわかりやすいでしょう。
さすがに光害地からではジェットは写りませんでした。
心眼で見ればガスが写っているようにも見えますが、はっきり写っているとは言えないでしょう。
これでもめちゃくちゃ強調処理したほうなんですけどね…
ガスは写っていないにしろ、それぞれの銀河の形が綺麗で面白い領域です。
撮って出しはこちらです。

かすかに銀河のコアが写っていますがそれ以外は写っていません。
都心の強烈な光害のせいですね。
いずれは暗い場所で撮ってみたいです。
では。