おおぐま座

NGC2857とArp1(NGC2854とNGC2856)

記事内に商品PRを含む場合があります

2/27-3/2で野辺山に天体観測に行ってきました。

タイミングがよく、連日のように晴れてくれたのでたくさん写真を撮ることができました。

数多くの銀河を撮ってきましたが、まずは最終日に撮ったNGC2857とArp1(NGC2854とNGC2856)を紹介します。

結果

Date: Mar 2 in 2025
Location: @野辺山 (SQM 21.68)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: ZWO IR cut filter
Exposure: 3min x43 (129min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

さすがは野辺山、写りが違いますね。

普段横浜のベランダから撮影しているので、これは驚異的な写りです。

星の周りに変なハロができていますが、単に私の画像処理が下手なだけです。

また今度じっくり画像処理してみようと思います。

銀河を拡大して紹介してみます。

これはNGC2857です。

綺麗な渦巻きが特徴的ですね。

+12.3等級ほどなので非常に暗く、写真に捉えることすら困難です。

横浜市から撮っていたらここまで写らなかったでしょう。

これは相互作用銀河のArp1です。

上がNGC2856, 下がNGC2854です。

微かに2つの銀河の間に潮汐尾がつながっているように見えます。

この潮汐尾は非常に淡く、20時間ほど露光しないと出てこないらしいです。

海外の掲示板だと17時間ほど露光した作品がありました。

私のような短気な性格の人には無理な話ですね笑

4時間露光する予定だったのですが、途中で雲がやってきたので半分くらい没になりました。

残念です。

あと、この写真の中には数多くの系外銀河が写っています。

なぜかアノテーションできませんでした。

至る所に小さな系外銀河が写っているので探してみてください。

では。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です