おおぐま座の季節がやってきました。
春になると天高く北斗七星が上がり、数多くの銀河が見頃になります。
いちばん有名なのはM81とM82でしょう。
ですがそれ以外にも面白い銀河がたくさん眠っています。
今日はNGC2805とNGC2820などを紹介します。
結果

Date: Feb 18, 19 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x48 (240min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
中央に銀河が複数いますね。
拡大してみましょう。

左上の細長い銀河がNGC2820で、右下の渦巻銀河がNGC2805です。
NGC2805は上半分がほとんど写ってないですね。
面白い形をしているだけに写りが悪くて残念です。
また、NGC2820の右にも小さくて細長い銀河がいます。
NGC2814という名前です。
細長い銀河の写りは悪くないんですが、渦巻銀河の写りはかなり悪いです。
完全に光害のせいでしょう。
アノテーションしてみます。

背景にもいくつか系外銀河がいますね。
中心には NGC2805, NGC2814, NGC2820, IC2458 が写っています。
撮って出しはこちらです。

中心にもやもやが写っていますが、はっきりとは分かりません。
都会の光害は強烈です。
では。