ヘルクレス座

ヘルクレス座銀河団(Abell2151)を光害地から

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夜明け前の地平線にはすでにさそり座のアンタレスが見えています。

もう夏の天の川の訪れが近いですね。

夏の初めの星座といえばヘルクレス座です。

ヘルクレス座といえば球状星団のM13とヘルクレス座銀河団(Abell2151)です。

というわけでヘルクレス座銀河団を横浜市から撮ってみたので紹介します。

結果

Date: Jan 27 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x28 (140min)
Processing: PixInsight, NXT
FWHM: 4.3552

拡大してみたら様々な形の銀河が写ってますね。

正直言ってマルカリアンチェーンみたいな迫力はないですが、いろんな形の銀河がいて面白いです。

76mm屈折望遠鏡では拡大率が足りないので迫力不足になってしまいました。

右下を拡大してみましょう。

ピントを少し外したので青緑色のハロが出てしまっています。

バーティノフマスクを使うのを忘れてしまいました。

ですがいろいろな形の銀河が写ってますね。

相互作用銀河もたくさん写っています。

この部分だけ拡大してまた露光してみたいです。

光害地から銀河団を綺麗に撮るのが今年の目標です。

全体像をアノテーションしてみましょう。

無数の銀河が写ってます。

NGC/IC天体だけでも20個以上ありそうです。

PGC天体に至っては何個あるかわかりません。

宇宙のスケールの大きさを感じます。

撮って出しはこちらです。

すでに銀河たちが写っていますが、どんな形かまでははっきりとわかりません。

後日撮りまししようかと思ってますが、構図を合わせる自信がないのでどうしようかと迷っています。

いずれにしてもまた撮ってみたい天体です。

撮り増ししてみた (2025/1/29)

Date: Jan 27, 29 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x60 (300min)
Processing: PixInsight, NXT

2日にわたって撮影してみました。

ノイズがより滑らかになった気がします。

右下を拡大してみましょう。

背景のノイズは相変わらずひどいですが、銀河の解像度が上がったような気がします。

長時間露光はいいですね。

では。

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