くじら座は冬になってもまだ見頃です。
冬は銀河が見れないと誤解する人もいるかもしれませんが、くじら座やかに座には銀河がたくさんいます。
というわけで今日はくじら座のNGC1087, NGC1090 などを紹介します。
結果

Date: Jan 30 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x41 (123min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
FWHM: 3.8465
小さな銀河が複数見えますね。
右側に小さな2つの銀河が上下に並んでます。
下の銀河がNGC1087, 上がNGC1090です。
NGC1087は渦巻きみたいな構造が見てとれます。
見かけの大きさは 3.9’x2.3′ ほどでかなり小さいです。
明るさも11等級ほどで暗いですね。
NGC1090はそれ以上に暗く、12等級ほどです。
NGC1090も渦巻きの構造があるみたいですがこの写真からはよくわかりません。
それ以外にも複数のNGC/IC天体が写っています。
アノテーションしてみましょう。

NGC/IC天体は NGC1087, NGC1090, NGC1094, NGC1104, IC1856 が写っています。
他にも多数のPGC天体が写っていますね。
かなり多くの銀河が写っているので銀河群のカテゴリーに入れておきます。
くじら座も結構見どころがあって楽しい領域です。
では。


















