おとめ座

おとめ座M87周辺の銀河たちをポータブル赤道儀で

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この前の晴れた日の夜に家族に車で城ヶ島まで連れて行ってもらいました。

この季節は晴れる確率が高くて清々しいですね。

行ったときは快晴でした。

横でR200SS望遠鏡で銀河群を撮っている間、ポラリエUでおとめ座銀河団の辺りを撮りました。

オートガイドなしのポラリエUで果たして系外銀河は撮れたのでしょうか?

結果

Date: Jan 26 in 2025
Location: @城ヶ島 (SQM 20.76)
Camera: Nikon Z6 II (ISO 6400)
Lens: Sigma 400mm F5.6 mirror
Mount: Vixen Polarie U
Guiding: None
Filter: None
Exposure: 30sec x88 (44min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

色々な銀河が写っていてすごく賑やかですね。

メシエ天体が5つ写っています。

どれがどれだかわかりますか?

星図アプリと照らし合わせて探してみるのも面白いかもしれません。

正解はこれです:

右上の丸い銀河がM87です。

それ以外にも M58, M89, M90, M91 が写っています。

あと、右下の隅っこに衝突銀河が写ってます。

NGC4567とNGC4568という名前で、およそ5800万光年先にいるみたいです。

見かけの等級が+12.5等級ほどで、とても暗く淡いので条件が良くないと望遠鏡では見れません。

たった30秒の露光でこれが写ったのは驚きです。

いつか拡大して撮影してみたいですね。

撮って出しはこちらです。

この時点では銀河の姿はまだはっきり見えていません。

周辺減光がひどく、色合いもおかしいので作品としては使えません。

ですが明るいM90の姿は確認できました。

目盛環もない中手動で導入したので南北合わせもできていませんが、これはこれでよしとしましょう。

系外銀河がポータブル赤道儀で撮れたのはいい経験になりました。

では。

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