トラブルシューティング

Redcat51望遠鏡とASIのCMOSカメラの接続のしかた

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William Optics のRedcat51という望遠鏡はとても使いやすいです。

焦点距離250mm, f4.9という小型の望遠鏡で、中望遠の写真レンズみたいな感じです。

私がRedcat51で撮った星雲はこちらを見てみてください。

ですが最初に私がRedcat51を使おうとしたとき、Redcat51とZWOのCMOSカメラの接続方法は調べても出てきませんでした。

そこで今回はRedcat51とASI294MC Proの接続方法を解説します。

ASIカメラは294MCでなくても対応するので試してみてください。

*一部機種には対応しない場合があります。ご了承ください。

用意するもの

用意するものはRedcat51とCMOSカメラ、M42-M48リング、M42-M42リングだけです。

Redcat51 ↓

CMOSカメラ ↓

M42-M48リングとM42-M42リング ↓

リング2つについてはASIカメラに付属していると思います。

もしなければ買う必要があります。

M42-M42リングはなくても大丈夫ですが、M42M-M48Fリングは必要です。

Mはオス(Male), Fはメス(Female)を表すのでM42(オス)-M48(メス)リングが必要です。

接続のしかた

まずはRedcat51の後ろの小さな赤い蓋を回して外してください。

こうなると思います。

次に、2インチのフィルターを取り付けたい場合はさらに黒い輪っかを取り外してください。

そしてその輪っかの穴が小さい方に2インチのフィルターを回して取り付けます。

こんな感じです。

この輪っかを再び回して元の位置に取り付ければフィルターの取り付けは完了です。

次に、カメラの蓋を外します。

そしてリングを2つ繋げてください。

M42M-M48Fリングが上、M42M-M42Fリングが下になるようにつなげます。

このリングは直接ASIのカメラにはめ込むことができます。

リングがつかないという場合、ASIカメラ側の薄い黒いリングが外れていないか確認してください。

正しい付け方になっている場合、上の写真のように3つのリングがはまっているように見えます。

そしてこのリングはRedcat51にはめ込むことができます。

これを回してつけると接続完了です。

Redcat51はすでに補正レンズが組み込まれており、この状態のままで写真が撮れます。

赤いフードを回して取り外し、反転して前からつけるとピント合わせ機構が現れます。

こんなふうに、赤いフードが前面に出て黒いピント合わせリングが現れます。

Redcat51にはアリガタとガイド鏡を載せるためのバーも付属しています。

ネジで取り付けることにより赤道儀に載せてオートガイドを始めることができます。

ここまで至れり尽くせりの望遠鏡は中々ありません。

すべてコミコミで最初から撮影を始められるのがRedcat51のいいところです。

4枚玉で収差もほとんどなく、光学性能も申し分ないです。

Redcat51ほど素晴らしい鏡筒は中々ないと思います。

Redcat51とASIカメラの接続に困っていたらこの記事を参考にしてみてください。

では。

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