最近はちっとも晴れないですね。
天体撮影ができないので過去画像でも消化していこうと思います。
飽きたらブログの更新頻度が減るかもしれません。
さて、おとめ座には面白い天体がたくさんあります。
おとめ座銀河団がいちばん有名ですが、おとめ座の南の部分にも銀河がたくさん集まっています。
今日紹介するのは横浜市内から撮影したNGC5077銀河群です。
結果

Date: Mar 24 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x63 (126min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
中心の一番明るい楕円銀河がNGC5077です。
それ以外にも複数の銀河が寄り集まってますね。
アノテーションしてみましょう。

番号が小さい順に NGC5070, NGC5072, NGC5076, NGC5077, NGC5079, NGC5088, NGC5097 が写っています。
それ以外にも多くのPGC天体が写っています。
NGC5077の地球からの距離はおよそ1.2から1.8億光年ほどと見積もられているらしいです。
まあまあ遠いです。
NGC5070とNGC5072はおよそ3億光年の彼方にいるらしく、それ以外は1億光年ほどの位置にいます。
ここには写っていませんが、NGC5105もNGC5077銀河群のメンバーらしいです。
ですが詳しい研究成果はあまり得られていないみたいです。
宇宙はまだまだ謎だらけです。
今後の天文学で明らかになっていくといいですね。
では。