ろくぶんぎ座は知名度がありません。
ですが面白い銀河がたくさんあります。
今日はAbell993銀河団です。
結果

Date: Dec 28 in 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x42 (126min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 4.1967
星以外の小さいつぶつぶはすべて銀河です。
Abell993の地球からの距離はデータがなかったですが、Go Astronomy によると距離クラスは3らしいです。
およそ数億光年先の天体だと言えるでしょう。
この前撮ったAbell754も距離クラスが3でした。
アノテーションしてみましょう。

無数の系外銀河が散りばめられています。
特に PGC82815, PGC30293, PGC30333 が明るいですね。
ろくぶんぎ座は地味な星座ですが系外銀河がたくさん眠ってます。
春になったらいろいろ撮影してみてください。

3分露光の撮って出しです。
星は写ってますが系外銀河は背景のノイズに埋もれて見えなくなってしまってますね。
長時間露光は大事です。
では。



















