最近は曇り続きで天体写真が撮れていません。
このブログもネタ切れを起こし始めています。
なので放置していた写真をブログに上げていくことにしました。
今回紹介するのはNGC3640周辺の銀河とShakhbazian352銀河群です。
結果

Date: Apr 16 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x35 (70min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
中心にある楕円銀河がNGC3640です。
春霞のせいで写りはよくありません。
光害地なのでなおさらですね。
この領域はしし座に属していて、多くの銀河が写っています。
しし座はつまらないイメージだったんですが、調べてみると色々あることがわかりました。
アノテーションしてみましょう。

NGC天体は NGC3630, NGC3633, NGC3640, NGC3641, NGC3643, NGC3645, NGC3647 の7つが写ってます。
写真の下側に銀河がかたまっている領域がありますね。
それがShakhbazian352銀河群です。
Shakhbazianなんて初めて聞きましたが、銀河群のカタログの一種らしいです。
この写真ももう少し下側を写せたらよかったかもしれません。
ですがたまたまShakhbazian352銀河群が写ってくれてよかったです。
NGC3640の地球からの距離はおよそ8000万光年ほどです。
一方、NGC3647は7億光年ほど先にあるとされています。
詳しいデータは得られませんでしたが、Shakhbazian352銀河群も7億光年ほど先にあるのかもしれません。
宇宙はまだまだ謎だらけで面白いです。
では。