おとめ座

NGC5813とNGC5806を光害地から

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おとめ座には無数の銀河が転がっています。

NGC銀河だけでも撮り尽くせないほどです。

ということで、今日はおとめ座のNGC5813周辺の銀河を紹介したいと思います。

結果

Date: Apr 17 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 1min x145 (145min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

中心の楕円銀河がNGC5813で、右上の丸っこい銀河がNGC5806です。

NGC5813の地球からの距離はおよそ1億光年で、NGC5806はおよそ8000万光年です。

それ以外にも小さな銀河がたくさん写っています。

アノテーションしてみましょう。

NGC銀河は NGC5806, NGC5811, NGC5813, NGC5814 が写っています。

この銀河たちはNGC5846銀河群の一部であるという指摘もあり、現在天文学者が研究中です。

NGC5846はこの写真の東側にあります。

実際、NGC5846を中心としてたくさんの銀河がゆるく集まっています。

NGC5813は中心に活動銀河核を持っているとされていて、今までに色々な研究が行われてきました。

中心には巨大なブラックホールがあるとされています。

見た目はただの楕円銀河ですが、天文学者から見ると面白い対象みたいですね。

これからの天文学の発展に期待です。

では。

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