おとめ座

NGC4636とNGC4665を光害地から

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最近になって急に気温が上昇し、夏日を記録している地点が続出しています。

4月でこの気温はやばいですね…

数十年後には地球は砂漠になっているかもしれません。

今回はおとめ座のNGC4636とNGC4665を紹介します。

結果

Date: Apr 17 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x27 (54min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

ベランダのひさしのせいで露光時間が減ってしまいました。

非常に残念です。

右下の楕円銀河がNGC4636で、左上の棒渦巻銀河がNGC4665です。

かなり地味ですね。

最近は春霞のせいで写りが悪いので地味な銀河を撮りまくっています。

NGC4636の地球からの距離はおよそ5000万光年です。

NGC4636は見た目こそ地味な楕円銀河ですが、強いX線を発していることで知られています。

NASAの Chandra X-ray Observatory によると、2.5万光年ほどの長さの対称的な熱いガスが広がっているみたいです。

今後もX線観測が天文学で活躍しそうです。

NGC4665は棒渦巻銀河に分類されていますが、渦巻構造がかなり淡いみたいです。

今回は棒に当たる構造と、かろうじて広がっている渦巻きらしきものだけを捉えることができました。

光害地からでは限界がありそうと言いたいところですが、1時間未満の露光なので正直無謀だったと言えるでしょう。

まあここまで写ってくれただけでもよかったです。

では。

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