アンドロメダ座

NGC891銀河とAbell347銀河団を光害地から

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もう冬後半ですね。

家のベランダからだと0時前にはもうオリオン座が撮れなくなってしまいました。

春の銀河を撮るのもいいですが、沈みかけの秋の星座を北側のベランダから狙うのもいいなと思ってます。

今日はアンドロメダ座のNGC891銀河とAbell347銀河団を紹介します。

結果

Date: Jan 16 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x19 (95min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.5119

右上の細長い銀河がNGC891です。

拡大してみましょう。

中央に暗黒帯が走っているのが分かります。

なんだか天の川銀河と似ている感じがします。

ほぼ真横から見ている感じなのでどんな感じの渦巻銀河なのかまったく想像がつきません。

真上から見てみるとどんな感じなのか気になりますね。

地球からの距離はおよそ2700万光年らしいですが、結構誤差の範囲が広いみたいです。

一方、左下には銀河がたくさん集まってます。

暗くて丸いもやもやは全部銀河です。

拡大してみます。

丸いもやもやがたくさんありますね。

なんかの銀河団かなーと思って調べてみたらAbell347という名前がついていました。

地球からの距離は約2.4億光年らしいです。

アノテーションしてみましょう。

多くの銀河が写っています。

NGC天体は NGC891, NGC898, NGC906, NGC909, NGC910, NGC911, NGC912, NGC913, NGC914 の9つが写っています。

PGC天体もたくさん写ってますね。

アンドロメダ座の方向も銀河がたくさんあるらしいです。

Abell347はペルセウス座・うお座超銀河団のメンバーのひとつとして知られています。

超銀河団は銀河団よりもさらに大きな構造で、銀河団が集まってできたものらしいです。

宇宙はスケールが大きいです。

撮って出しはこちらです。

すでにNGC891が写ってます。

細長い銀河は明るいと聞いていましたが本当ですね。

では。

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