ペルセウス座の銀河といえばペルセウス座銀河団が有名ですね。
中心にあるNGC1275はセイファート1.5型銀河として有名です。
ですがそれ以外にも、ペルセウス座には銀河が複数あります。
今日はNGC1023(Arp135)とIC239を横浜市から撮ったので紹介します。
結果

Date: Jan 17 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x23 (69min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 4.1554
左側の細長い銀河がNGC1023(Arp135)です。
この写真からでは分かりづらいですが横にNGC1023Aという小さな銀河がくっついて相互作用しています。
レンズ状銀河で見た目的に面白くないですが、結構明るくて撮って出しにもはっきり写ってました。
地球からの距離ははっきりわかっていなくて、2000万光年だとする説もあれば6000万光年という説もあります。
近くの銀河の距離を測るのは難しいらしいです。
さて、問題はIC239のほうです。
右側の端っこにIC239銀河がいるはずなんですが…
NGC1023のちょうど反対側らへんに小さなもやもやがありますね。
それがIC239です。
見かけの等級は+11.2等級ほどらしく、かなり淡いらしいです。
普段から15等級くらいの銀河団ばっかり撮ってるので甘く見てましたが、正面を向いている渦巻銀河はかなり淡いですね。
渦巻銀河を撮るなら明るいものがよさそうです。
撮って出しはこちらです。

NGC1023は写ってますがIC239はさっぱり写ってないですね。
渦巻銀河は手ごわいです。
では。



















