おとめ座

NGC4527とNGC4536を光害地から

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おとめ座には銀河がたくさんあります。

おとめ座銀河団は地球から見える中で(見かけの大きさが)最大の銀河団で、おとめ座だけでなくかみのけ座のほうにも広がっているくらいです。

というわけで今日はおとめ座のNGC4527とNGC4536を紹介します。

結果

Date: Feb 8 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x77 (154min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

明るい銀河が2つ写ってますね。

上がNGC4527, 下がNGC4536です。

今回は彩度をかなり上げてみましたが、不自然にならず綺麗に仕上がったと思います。

どちらも渦巻銀河で、NGC4527はアンドロメダ銀河のような円盤状に見えますね。

NGC4536のほうは2本の腕がはっきり見えます。

印象的な見た目でとても綺麗ですね。

どちらもかなり明るいみたいで、+10.5等級ほどなのでじっくり露光すれば簡単に写ります。

NGC4527とNGC4536の間にいる小さな細い銀河はNGC4533みたいです。

他にも多数の銀河が写っていそうです。

アノテーションしてみましょう。

赤い文字がNGC天体、青い文字がPGC天体です。

背景に多数の系外銀河が写っていますね。

銀河撮影のあるあるです。

アノテーションして眺めるのも楽しみの一つです。

撮って出しはこちらです。

この時点では銀河の腕がはっきり見えてきません。

77枚スタックの甲斐がありました。

では。

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