しばらくりゅう座シリーズが続いています。
というのも、私の家の北側のベランダからはひさしが邪魔で今の時期はおおぐま座が撮れないからです。
ベランダから撮れる天体を探していたらりゅう座ばかりになってしまいました。
そこで今日はりゅう座のNGC4236を紹介します。
結果

Date: Feb 14, 19 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x52 (156min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
+10.5等級だと聞いて撮影してみたのですが、想像以上の淡さに苦戦しました。
見た目は不規則銀河みたいな感じで、明確な構造が見られません。
北側には東京が控えていることもあって強烈な光害に苦しめられました。
もっと綺麗に写すならf値の明るい鏡筒が不可欠ですね。
ただ、ベランダが狭すぎて反射望遠鏡が出せないのがつらいです。
今回はひとまずこれで終わりにしておきます。
この天体はCaldwellカタログにも収載されていて、Caldwell3と呼ばれることもあります。
視直径は大きめですが淡いので苦戦すると思います。
興味が湧いたら撮ってみてください。
撮って出しはこちらです。

細長いものがうっすら写っていますね。
撮って出しには毎回がっかりです。
早く暗い場所で撮りたいですねー…
では。