今日の夜明け前にはしぶんぎ座流星群が見れました。
都会からでも流星がひとつ見れました。
夜明け前の空にはすでにうしかい座のアークトゥルスとおとめ座のスピカがいます。
かみのけ座は暗いので分かりづらいですが、多くの天体が眠っています。
今日はM100とNGC4312です。
結果

Date: Jan 4 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, 0℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x25 (125min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.7570
中央左上の渦巻銀河がM100です。
淡いと聞いていた割にはそこまで苦戦しませんでした。
ただ、渦巻のさらに外側にあるハローまでは出せませんでした。
流石にそこまでは横浜市からだときついですね。
いずれはM100単体をクローズアップして撮影したいです。
見かけの等級は+9.3, 地球からの距離はおよそ5500万光年と見積もられています。
おとめ座銀河団の一員で、おとめ座銀河団で最も明るい銀河の一つです。
また、M100の下にいる細長い銀河がNGC4312です。
見かけの等級はおよそ12等級で、地球からの距離はおよそ5500万光年だと言われています。
M100より暗いですが、細長いので写真写りはいいです。
ただ眼視には向かなさそうです。
アノテーションしてみましょう。

M100とNGC4312以外にもちっこい銀河がたくさんいますね。
NGC4322, NGC4328, IC783 が写ってます。
それ以外にも色々なPGC天体が写ってます。

5分露光の撮って出しです。
夜明け前の空高くにある天体ということで光害の影響は最低限抑えることができました。
5分露光してもヒストグラムの最低値が4500くらいだったので結構驚きました。
夜明け前の空は最強ですね。
また、透明度もよくて2.5等星まで見渡すことができました。
いつもなら2等級の北極星すら見えません。
春の鬱陶しい花粉とPM2.5が来る前に銀河を撮り尽くしたいですね。
では。


















