すっかり季節はおとめ座ですね。
オリオン座ともしばらくのお別れになりそうです。
おとめ座には数多くのメシエ天体がいます。
今日はM61を紹介します。
結果

Date: Jan 30 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x40 (200min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
FWHM: 6.5855
今回は気流がひどく、シーイングが最悪レベルでした。
FWHMも6.5855なので中々ひどいですね。
なので今回はBXT(BlurXTerminator)に頼り、肥大してしまった星像をシャープにしました。
銀河の撮影となるとシーイングの影響をもろに受けてしまうのが厄介なところです。
惑星と違って非常に暗いのでラッキーイメージングも使えません。
今のところの解決策はBXTくらいしかありません。
気流が悪い日は焦点距離を伸ばしすぎないのがよさそうです。
アノテーションしてみましょう。

M61のほかにNGC4292とNGC4301が写ってます。
他にも多くのPGC天体が写ってますね。
おとめ座銀河団方向には系外銀河が大量にいます。
おとめ座は奥が深いです。
撮って出しを見てみましょう。

シーイングが悪く、光害地からの撮影だったので撮って出しはこんなものです。
では。