おとめ座には綺麗な銀河がたくさんあります。
その中でもおとめ座の低空、からす座との境界付近には銀河がたくさん集まっています。
なにかの銀河群を形成しているのかもしれないですね。
というわけで今日はおとめ座の低空の銀河、NGC4897とNGC4899などを紹介します。
結果

Date: Feb 11 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x93 (186min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
銀河が複数写ってますね。
アノテーションしてみましょう。

一番上の白っぽい渦巻銀河がNGC4897です。
その下の楕円形の渦巻銀河がNGC4899です。
右下の隅にもNGC銀河が写っていますね。
細長いほうがNGC4863で、丸っこいほうがNGC4862(IC3999)です。
中央下にいる明るい星はHD112945で、これでも+7.5等級ほどです。
ここに写っているほとんどの星々は10等級以下なのでかなり明るいですね。
そんな淡い光を都会からでも捉えられるなんて夢があります。
宇宙に思いを馳せるのも銀河撮影の楽しいところです。
では。