きりん座

きりん座の渦巻銀河NGC2403を光害地横浜から

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12月はきりん座が見頃です。

冬の夜空はオリオン座とおおいぬ座の存在感がすごいですが、北の空を見てみるときりん座が輝いています。

とはいえ、きりん座の天体なんて数えるほどしかありません。

今日はその数少ないきりん座の天体のうちの一つ、NGC2403を横浜市内のおうちのベランダから撮ったので紹介します。

結果

Date: Dec 19, 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV 165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x 52 (156min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, BXT, NXT
FWHM: 3.8531

口径76mmの屈折望遠鏡では完全に解像度不足でした。

ですが大学生の私はお金がないので機材をポンポン買えません( ᵒ̴̶̷̤-ᵒ̴̶̷̤ )

今はお兄ちゃんの機材を借りて撮影しています。

お兄ちゃんが譲り受けてきた中古のR200SSが物置き部屋に眠っているのですが、故障中なのでまだ使えていません。

いずれ使えるようになったら系外銀河をどんどん撮っていこうと思います。

今回はdrizzleの力を借りて銀河を描写しようと試みましたが、そう甘くはなかったようです。

まず、露光時間が圧倒的に足りていません。

この前撮ったNGC3521のほうがNGC2403よりずっと小さいのですが、撮ってみたらそれなりの雰囲気は出ました。

今回は露光時間が少ない分処理にかなり無理が出てしまいました。

都会からちゃんと銀河を撮るなら10時間以上はほしいところです。

23時前から撮ったので本当は6時間くらい露光できたはずなんですが、朝起きてみたらベランダの柵に望遠鏡がぶつかって止まっていました。

それがなければもっといい作品になったはずです。

これからは三脚の高さをもう少し高くして柵にぶつからないようにします。

撮って出しの時点でかなり写ってますね。

ですが完全に焦点距離不足で迫力がないです。

76mmの口径ではキツいのでいつか反射望遠鏡でリベンジしようと思います。

では。

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