かに座

かに座のNGC2775銀河を光害地から

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かに座といえばプレセペ星団(M44)ですね。

かに座の銀河はほとんど注目されません。

ですがかに座にも多くの銀河が眠っています。

ということで今日はかに座のNGC2775銀河を紹介します。

結果

Date: Jan 4 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, 0℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x32 (160min)
Processing: PixInsight, NXT

この日はカメラの回転角がおかしなことになっていました。

それに気づかず撮影したので角度がおかしなことになってますが許してください> <

中心の明るい銀河がNGC2775です。

地球からの距離はおよそ6700万光年と見積もられています。

腕が見えないですが渦巻銀河、特に羊毛状渦巻銀河 (Flocculent spiral galaxy) に分類されています。

クローズアップして撮影したら面白そうですが、見かけの大きさが 4.3′ x3.3′ なので結構小さいです。

単体で撮影するならもっと長い焦点距離が必要になりそうですが、シーイングの問題も考えると2000mmが限界でしょう。

銀河を撮影する際は画素数の多いカメラを使うと細部まで撮影できます。

アノテーションしてみましょう。

NGC2775以外にもNGC天体が2つありますね。

NGC2773とNGC2777ですが、小さすぎて構造がよくわからないです。

一応渦巻銀河に分類されているみたいです。

では。

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