ろくぶんぎ座

ろくぶんぎ座のAbell1069銀河団を光害地から

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季節は冬後半、もう春ですね。

オリオン座をはじめとする賑やかな星々はどんどん西に傾いています。

春のはじめの星座としてはうみへび座やしし座が有名ですが、他にもろくぶんぎ座やコップ座、からす座などがあります。

今日はろくぶんぎ座のAbell1069を紹介します。

結果

Date: Jan 9 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, 0℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x63 (315min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.6106

フラット補正のときの白い布がしわくちゃだったみたいで、フラット画像にしわができていました。

仕方ないのでそのまま処理しました。

5時間以上露光した割にはノイズが酷かったです。

この銀河団自体地味なのでしょうがないのでしょうか…

Abell194みたいに迫力のある銀河団にまた出会ってみたいですね。

Abell1069は地球からの正確な距離はわかっていませんが、Abellの距離クラスが3なので大体数億光年の距離にいるのでしょう。

アノテーションしてみます。

アノテーションしてみれば多くの系外銀河が潜んでいることがわかりますが、大型の銀河が少なく写真映えしないですね。

とはいえ、誰も撮っていないような銀河団を記録として写真に残すことには意味があると思っているのでここに載せておきます。

小さな機材でも銀河団は撮れるということが伝わればうれしいです。

撮って出し画像はこちらです。

5分露光の撮って出しです。

この時点では系外銀河は写っていないですね。

やっぱり露光時間は大切です。

では。

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