エリダヌス座には面白い銀河が多数眠っています。
この前撮ったNGC1407銀河群はきれいでした。
というわけで今日はNGC1253(Arp279)とNGC1266を紹介します。
結果

Date: Jan 15 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x38 (114min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 4.1243
右下に銀河が見えますね。
これがNGC1253(Arp279)です。
左側に小さな銀河がいますが、それはNGC1253Aと呼ばれています。
NGC1253とNGC1253Aが相互作用しているのでArpカタログに収載されているというわけです。
それにしてもArpカタログの銀河たちは小さいものが多いので困ります。
いずれは焦点距離2000mmとかで拡大して撮影したいですね。
左上にはNGC1266がいます。
わかりづらいのでアノテーションしてみましょう。

赤い文字が振られているのがNGC天体です。
左上になんか小さいのがいますね。
それがNGC1266です。
小さすぎて構造がよくわからないですが、レンズ状銀河に分類されているらしいです。
地球からの距離はNGC1253がおよそ7000万光年、NGC1266がおよそ9700万光年と見積もられています。
まあまあ遠いと言いたいところですが、今まで3億光年先の銀河群とかを撮ってきたのでそこまで遠くはないかなというのが感想です。
ですが見かけの大きさが小さいので写真写りは微妙です。
Arpカタログで撮りやすい銀河があったらコメント欄で教えて下さい。
撮って出しはこちらです。

全然写ってないですね。
撮って出しは毎回こんなもんです。
一番下の光跡は飛行機かなんかだと思います。
最近人工衛星が多くて鬱陶しいですがSigma Clippingで消えるので助かってます。
では。



















