かみのけ座

かみのけ座のM98を光害地から

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オリオン座も西に傾き始め、もうすぐ春ですね。

春のメシエ天体といえばかみのけ座の存在感が強いですが、今日はかみのけ座にあるM98を紹介します。

結果

Date: Jan 22 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x37 (111min)
Processing: PixInsight, NXT
FWHM: 3.5851

右上の渦巻銀河がM98です。

なんでこの構図になったかというと、写真下側に多数のNGC/IC銀河が潜んでいるらしいと聞いたので一緒に写したくなったからです。

ですがあまり目立つ天体はいませんね。

アノテーションしてみます。

多数の系外銀河が写っていますね。

ただ背景のノイズがきつすぎて、多くのPGC銀河は確認できませんでした。

NGC/IC天体は NGC4186, IC3049, IC3065, IC3077, IC3080, IC3093, IC3096 の7つが写ってます。

特に銀河群を形成しているわけでもなさそうです。

今回は銀河のカテゴリーに入れておきます。

M98は地球からの距離はおよそ4400万光年ほどと見積もられています。

そこまで遠い部類ではなさそうです。

かみのけ座には他にも面白い銀河がたくさんあるので撮っていきたいですね。

では。

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