野辺山シリーズの続きです。
この前野辺山に3泊4日して天体写真を撮ってきました。
今回は初日の明け方に撮った子持ち銀河(M51)を紹介します。
結果

Date: Feb 28 in 2025
Location: @野辺山 (SQM 21.68)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: None
Filter: ZWO IR cut filter
Exposure: 2min x48 (96min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
ガイド鏡が結露したのでノーガイドでの撮影となりました。
また、薄雲が通過する中での撮影だったのでかなりの枚数が没になりました。
残念です。
かなり無理のある画像処理ですが、今度じっくり処理し直したいと思います。
ですが潮汐尾はかなりよく出ていて、都会からの撮影では絶対に出ないだろうなーとも思います。
中心部を拡大してみましょう。

ノイズがひどいですが解像度はいい感じです。
もっとも、焦点距離がそこまで長くないのでこのくらいが限界かもしれませんが。
まだ天体写真を始めて1年も経っていないので今回はこれでよしとしましょう。
ちなみに、天体写真を始めたてのとき撮った子持ち銀河はこちらです。

これに比べればかなり進歩してますね。
次は長時間露光でさらに淡いガスを描写することを目標としたいです。
撮って出しはこちらです。

この時点で潮汐尾が出ています。
惜しいのはガイドができずに1枚あたり2分の露光になってしまったことです。
次回は1枚あたり5分で撮影したいと思います。
では。