季節は冬まっただなかです。
厳しい寒さが続いています。
ですがもうすぐ春がやってきますね。
冬の星座ともしばしのお別れになりそうです。
そこで今回はとも座にあるNGC2525を撮ってみました。
光害まみれの横浜市内からの撮影ですが果たしてどれくらい写ったのでしょうか?
結果

Date: Feb 10 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x65 (130min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
中心に写っている小さな銀河がNGC2525です。
非常に分かりづらいですね。
拡大してみましょう。

渦巻き構造が見えますね。
大きさは3’x2’ほどなので非常に小さい銀河です。
地球からの距離は7100万光年でそこまで遠くはないはずなのですが、かなり小さいです。
細かな構造まで写そうと思ったらかなり長い焦点距離が必要になりそうです。
ここらへんはまさにとも座といっかくじゅう座の境界で、NGC2525はギリギリとも座に属しています。
それにしても背景に星がたくさんいますね。
銀緯が低い(天の川の中心から近い)こともあって無数の星が写っています。
この前撮ったおおいぬ座の衝突銀河もこんな感じでした。
銀河はなかなか奥が深くていつ撮っても飽きないです。
銀河撮影は楽しいですね。
では。