カシオペヤ座

パックマン星雲(NGC281)を光害地から

記事内に商品PRを含む場合があります

もう季節は春ですね。

ですが季節外れな秋の星雲を撮ってみたので紹介します。

パックマン星雲です。

結果

Date: Jan 16 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x53 (159min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT

1月に撮っていたのですが、処理を忘れて放置してました。

処理してみたら結構楽しいですね。

黒い星雲に遮られている切り込みの部分がパックマンの口に見えます。

黄色いパックマンではなく赤いパックマンです。

中心の青白い星が目に見えてくるのも面白いです。

この赤い光はHαといって、人間の目には見づらい光なので望遠鏡で見るのは難しいのですが、Hαに感度のあるカメラであれば簡単に写ります。

普通のデジカメでも、Hαをカットするフィルターを外す改造をすれば赤い星雲が写るようになるのでやってみてください。

(自分で改造したら失敗するとカメラがジャンクになるのでやめましょう。専門店にお願いしてください)

撮って出しはこちらです。

うっすら星雲が写っていますが、なかなかにしょぼいですね。

今回はナローバンドフィルター(Hαだけを通す特殊なフィルター)を使っていないので写りがしょぼいですが、その分星の色がきれいに写るという利点があります。

パックマン星雲は明るい方なのでナローバンドはいらないと思います。

ですが周辺部の淡いガスを出したいならやってみるのもいいと思いますね。

では。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です