おとめ座は銀河の宝庫です。
NGC/IC天体だけで何個あるかわかりません。
というわけで見栄えのあるNGC/IC銀河を片っ端から撮っていこうと思います。
今日はおとめ座のNGC4593とNGC4597とNGC4602を紹介します。
結果

Date: Feb 10 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x73 (219min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
銀河が集まっていて賑やかな領域ですね。
アノテーションしてみましょう。

中央上側の大きな渦巻銀河がNGC4593です。
銀河の周りの腕がはっきり見えますね。
下の青っぽい銀河がNGC4597です。
一見すると不規則銀河にも見えますが、詳細は謎です。
一番上の左側にいる銀河がNGC4602です。
銀河のコアとそれを取り巻く腕の構造がはっきり見て取れます。
今回は思い切って彩度を上げてみましたが、なかなかいい結果になったのでよかったです。
こういう作品も悪くないですね。
唯一の問題は光害ですが…
撮って出しはこちらです。

NGC4593とNGC4602のコアは写っていますが、NGC4597には特にコアが見当たりません。
淡いもやもやにしか見えないので不規則銀河の可能性が高そうです。
不規則銀河は形が面白いのですが淡いのが難点です。
では。