カシオペヤ座には散開星団が山のようにあります。
その中にはNGC番号が振られているにもかかわらず注目されていないものもあります。
というわけで今日はNGC133とNGC146を紹介しましょう。
結果

Date: Jan 18 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x4 (12min)
Processing: PixInsight, NXT
FWHM: 3.3140
どこにNGC133とNGC146があるか分かりますか?
この領域は星が多すぎて散開星団が無数にあるように思えますね。
正解はここです:

左がNGC146で右がNGC133です。
NGC133は結構分かりづらいですね。
これが散開星団と言えるのか?という話になってきますがそれは置いておきましょう。
NGC146の右下にも散開星団らしきものがありますが名前はついていないようです。
謎ですね。
また、下の明るい4等星はカシオペヤ座κ星 (Kappa Cassiopeiae) です。
κはギリシャ文字でカッパと読みます。
その左横にひとつPGC天体がいますね。
PGC2796378という系外銀河らしいです。
よくわかりませんが謎です。
もしかしたらこの写真の中にも他の謎の天体が写っているかもしれません。
そう考えるとわくわくしますね。
では。