本格的に冬がやってきました。
数ヶ月前まで酷暑だったのがすっかり冬ですね。
ですが今年の夏は絶望的に晴れず、12月にはくちょう座を撮影しました笑
今回はLBN310周辺です。
結果

Date: December 1, 2024
Location: @横浜市 (SQM 18.60)
Camera: ASI294MC Pro
Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: None
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 1min x118 (118min)
Gain: 120
Temperature: -10℃
Processing: pixInsight, BXT, NXT, Lightroom
デネブのすぐ西にいる広い領域です。
左端の下にいる白い星にははくちょう座V1773星という名前がつけられています。
明るい領域なので処理は特に苦になりませんでしたが、フラットを合わせたにも関わらず謎の模様が薄く現れました。
Lightroomでなんとかごまかして見れるようにしましたが大変でした。
私の ASI294MC Pro はエラーが多くて大変なので遠征には使えないかなーといった感じです。
この領域は明るい星雲なのにもかかわらずNGCやsharplessといったカタログに登録されていません。
そこでアノテーションしてみました。

中心の大きな領域がLBN310で左の明るいのがLBN325ですね。
そして右下にLBN300がいます。
右上にも明るい領域がありますがカタログ登録されていません。
デネブのすぐ近くにいることから、北アメリカ星雲を撮影する人が多くこれを撮影する人は少ないですね。
かなり明るいのにあまり撮影されないとは不思議な感じです。
あと、アノテーションを見る限り中心らへんにLDN908とLDN909がありますね。
LDNは暗黒星雲のカタログなのでここらへんに分子雲が漂っているのかもしれません。
ですが今回は都会からの撮影なので写すことはできませんでした。
暗い場所で撮ってみたら全然違う感じに写りそうですね。

明るい星雲とはいえ、都会で撮ったので撮って出しではほとんど写っていません。
ですがよく見たら赤い筋がかすかに写っているのが確認できます。
夏ははくちょう座、冬はオリオン座が特に好きです。
では。


















