ケフェウス座

洞窟星雲(sh2-155)を光害地横浜で撮影しました

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もうすっかりオリオン座が見頃の季節となりました。

そんな中私は秋の星座を撮影しています。

まだオリオン座が上がってくるのが遅いし、ケフェウス座のあたりの星雲は面白いのが多いので今のうちに撮影しようということにしました。

今日は洞窟星雲です。

結果

Date: November 29, 30, 2024
Location: @横浜市 (SQM 18.60)
Camera: ASI294MC Pro
Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: None
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 1min x554 (554min)
Gain: 120
Temperature: -10℃
Processing: PixInsight, BXT, NXT, Lightroom

快晴続きなので9時間以上露光してみました。

ですが予想以上の結果は得られず9時間もやる意味あったのかなとか思ってます。

横浜で撮った割にはよく写ってると思いますが、焦点距離が短く肝心の洞窟星雲を大きく写すことはできませんでした。

ネットの作例を見ていると拡大して撮っている人が多かったので次は拡大して撮影してみようと思います。

でも右下に赤くて細長い sh2-154 が写っていますね。

ブロードバンドの L-Quad Enhance で写るのは驚きです。

さすがに分子雲の色まで出すことはできませんでしたが、シルエットでどこにいるかは分かるようになってます。

L-eXtreme で撮ったHαを足せばもっときれいに映るかもしれませんがめんどくさいです笑

しばらくは L-Quad Enhance でブロードバンド撮影していこうと思います。

洞窟星雲の拡大です。

こっちのほうがきれいかもしれません。

右下にいる青い反射星雲は vdB155 という名前がつけられています。

ナローバンドではなかなか写らない反射星雲が写るのもブロードバンド撮影の魅力です。

撮って出し画像です。

完成画像はこれを90°回転してクロップしてます。

中央あたりに洞窟星雲がいるはずですが… 何も見当たりません。

撮って出しはひどくてもスタックすれば写るものですね。

天体写真で苦しんでいる人は露光時間を増やしてみたらどうでしょうか。

再処理してみた (2024/12/26)

分子雲のふわっと感を出してみました。

コントラストと彩度を上げすぎず自然な表現にするのがマイブームです。

では。

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