関東平野は本格的な晴れシーズンに突入しました。
連日のように晴れて気持ちがいいですね。
ですが ASI294MC Pro の不調により2日間撮影ができませんでした。
やっとの思いでフラットを合わせて二重星団を処理してみました。
結果

Date: November 30, 2024
Location: @横浜市 (SQM 18.60)
Camera: ASI294MC Pro
Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: None
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 1min x120 (120min)
Gain: 120
Temperature: -10℃
Processing: PixInsight, BXT, Lightroom
わざわざ遠征してまで星団を撮るのはもったいない気がして(星団に失礼笑)自宅で撮影しました。
星団は星雲と違って炙りまくる必要がないので処理が楽です。
フラットが完璧に合ったおかげでかぶり処理はABEだけで済みました。
光害が強烈な横浜市で撮ったにもかかわらず色かぶりはありませんでした。
Optolong L-Quad Enhance フィルターは星の色を自然に表現でき、かつ光害を大きくカットしてくれます。
横浜市で撮るときは毎回このフィルターをつけて撮影しています。
ノーフィルターだとカラフルな謎の模様が現れて大変なことになるのですが、フィルターありだとそのようなことはほとんどありません。
L-Quad Enhance は大活躍してます。

これが撮って出しです。
完成写真はクロップして90°回転してます。
この時点ですでに写ってますね。
星雲とは違って処理しやすいのでほんと楽です笑
フラットさえ合ってしまえば画像処理は楽なので、画像処理でつまづいている人はフラット画像を色々試してみてください。
私の場合は夜の撮影時間を10分使って、Tシャツの生地を望遠鏡に被せヒストグラムをだいたい合わせる感じで露光時間を決めてフラット画像を撮影しました。
人によってフラットの合う方法は違うと思うので色々試してみるといいと思います。
では。


















