アンドロメダ座

アンドロメダ銀河(M31)を冷却CMOSカメラで撮りました

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今年の8月に野辺山に行ったときもアンドロメダ銀河を撮っていたのですが、そのときはポータブル赤道儀とミラーレスカメラ、オールド望遠レンズという異色の組み合わせでした。

そこで今回はちゃんとした赤道儀と冷却CMOSカメラ、望遠鏡を使って撮ってみました。

結果

Date: November 7, 2024
Location: @野辺山 (SQM 21.68)
Camera: ASI294MC Pro
Telescope: WO Redcat51 (FL 250mm, f4.9)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV 165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair
Filter: ZWO IR cut filter
Exposure: 3min x48 (144min)
Gain: 240
Temperature: -20℃
Processing: PixInsight, drizzle 2x, BXT, NXT, Lightroom, cropping

11月の野辺山遠征の4つ目の収穫です。

実はこのアンドロメダ銀河、ASI294MC Pro の謎のエラーに襲われて変な模様が出てしまいました。

そのせいでお蔵入りになりかけていたのですが、「中心部分だけクロップしたら上手くいくんじゃない?」と思って処理したらなぜか上手くいきました。

いつも通り drizzle 2x をかけて画質を引き上げてからクロップしてます。

もはやdrizzle依存症と言っても過言ではありません。

まあ出来がよければいいんですよ笑

撮って出し

撮って出しはこんな感じです。

変な模様のせいで銀河のハロの部分を捨てる羽目になってしまいました。

この時点では目立たないんですが、スタックすると変な模様が浮き出てきて使い物にならなくなるんですよね。

本当に困ったものです。

現状これといった解決策が見つかっていないのですが、撮影の直前か直後にフラットを撮影したらうまくいきました。

しばらくそれで様子を見ようと思います。

では。

<追記>

MultiscaleGradientCorrection (MGC) を使ったら救出できました。

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