エリダヌス座は銀河団の宝庫です。
今日はAbell451を紹介します。
結果

Date: Dec 27 in 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x32 (96min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.6471
中心に集まってるつぶつぶが銀河です。
地球からの距離ははっきりしたデータがないのですが、Go Astronomy によると距離のクラスが1から7のうち6にランクされています。
およそ30億光年以上離れている可能性があります。
この前撮ったくじら座のAbell87の距離クラスが5なので、それよりもさらに遠いと思われます。
とんでもなく遠方にある銀河団ですね。
もはや細かすぎてこの写真でははっきり確認できないかもしれません。
一応アノテーションしてみましょう。

PGC天体の数は少なくてしょぼいように思えますが、遠すぎてPGCにすら登録されていない銀河がたくさんいるのかもしれません。
この写真からは解像度が低すぎてよくわかりませんが…
中央にはいくつか明るいPGC天体がいて、PGC13516, PGC1088294, PGC1085650 などがあります。
もはや聞いたことがないような天体ですね笑

3分露光の撮って出しです。
背景の系外銀河は暗すぎて全く写っていません。
ノイズの海に飲まれているような感じです。
銀河を撮るなら長時間露光は必須ですね。
では。



















