もううお座も見納めですね。
ということで見納めになる前にうお座の銀河群、HCG97を撮ってみました。
結果

Date: Dec 28 in 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x35 (105min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.2934
中心に集まっている5つの銀河がHCG97銀河群を形成しています。
HCG97のメンバーはそれぞれ IC5351, IC5352, IC5356, IC5357, IC5359 と名前がついています。
アノテーションしてみましょう。

中央に銀河が集まってますね。
このアノテーションの調子がおかしくてIC銀河が2つしか表示されていませんが、実際はPGC天体で表示されているものでIC天体があります。
HCG97の地球からの距離はおよそ3.1億光年です。
おとめ座銀河団のマルカリアンチェーンが6000万光年ほどの距離にあることを考えれば、HCG97はかなり遠いですね。
遠くの銀河に思いを馳せるのも天体写真撮影の醍醐味です。

3分露光の撮って出しです。
撮って出しの時点では中心の銀河群がノイズに埋もれてなにがなんだかわかりません。
光害地ではこんなものでしょう。
では。



















