やまねこ座が見頃ですね。
やまねこ座はほとんど知名度がなく、有名な天体もNGC2419くらいしかないので寂しい星座です。
ですが銀河団は複数あるみたいです。
今日はその中でもAbell576を紹介します。
結果

Date: Jan 18 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 5min x46 (230min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 3.7877
細かいつぶつぶがたくさん写っています。
それらすべて銀河です。
アノテーションしてみましょう。

青い文字が振られているものはすべてPGC銀河です。
凄まじい量ですね。
ちなみに、NGC/IC天体はひとつもありませんでした。
かなりマイナーな銀河団かもしれません。
PGC番号が振られていない銀河らしきものもたくさんあったので、未知の銀河も無数にあると思われます。
Abellの距離クラスは1なので案外近い銀河団らしいです。
おそらく1億光年から3億光年前後でしょう。
遠い銀河団ばっかり撮ってると距離感がおかしくなってきますね笑
撮って出しはこちらです。

この時点では銀河は分かりづらいです。
スタックした甲斐がありました。
では。


















