もうすっかり春の星座が見頃ですね。
ですが花粉や黄砂のせいで低空が黄色く霞んでいます。
天体写真をやる気があまり起きないですが、光害に負けない明るい惑星状星雲を撮ってみることにしました。
今回紹介するのはうみへび座にある木星状星雲(NGC3242)です。
結果

Date: Mar 23 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 10sec x360 (60min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
NGC3242は非常に小さい惑星状星雲です。
drizzle 2x をしてさらにクロップしています。
ですが非常に小さいゆえに非常に明るく、画像処理で苦しめられました。
1秒露光でもよかったかもしれません。
あと、多くの人の作品で青い星雲になっていますが私の場合は緑色になってしまいました。
前から気になっている問題で、青い輝線星雲が緑色っぽく写ってしまいます。
CMOSカメラの感度の問題だという人もいますが、画像処理で補正できるはずです。
どうしたら色補正できるのか未だにわかりません。
色合わせはしているはずなんですけどね…
なにはともあれNGC3242の姿をはっきり写すことができてよかったです。
改善点が多く見つかったので次から試していこうと思います。
撮って出しはこちらです。

非常に小さいですね笑
小さくて明るすぎる惑星状星雲は厄介です。
ですがいい経験になったのでよかったです。
では。