うみへび座はとても長い星座で、冬と春の両方の領域にまたがっています。
面積も全天で最も大きいです。
ということで今日はうみへび座の球状星団、M68を紹介します。
結果

Date: Feb 5 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Vixen R200SS, MPCC Mark III (FL 800mm, f4)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 2min x59 (118min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT
M68は南の低空に現れる天体です。
低空の天体はどうしても気流の影響を受けやすくなってしまいます。
実際、今回のM68も星像が鋭いコマと肥大化したコマがありました。
今回はすべてのコマをスタックしましたが、選別したほうがよりよい結果になったかもしれません。
あとは焦点距離と画素数の問題だと思います。
今回使ったASI533MC Proは9MPほどで画素数が少ないです。
さらに画素の多いカメラを使えばアンダーサンプリングの問題を避けられそうです。
どうすれば球状星団の細かいつぶつぶを表現できるか考え中です。
では。