りゅう座

NGC4210,NGC4221,NGC4256,NGC4332を光害地から

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まだまだ寒い日々が続いていますが、星空はすっかり春ですね。

北の空には北斗七星が天高く上がっています。

そのおおぐま座のすぐそばにいるのがりゅう座です。

りゅう座は非常に注目度が低いですが、面白い天体がいくつかあります。

今日はりゅう座のNGC4210,NGC4221,NGC4256,NGC4332を紹介します。

結果

Date: Feb 21 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x100 (300min)
Processing: PixInsight, BXT, NXT

写真の中にいくつか銀河が写っていますね。

この写真だけでも4つのNGC銀河が写っています。

アノテーションしてみましょう。

赤い文字が振られているのがNGC天体、青い文字がPGC天体です。

一番左がNGC4332, 中央がNGC4256, 右の上側がNGC4221, 右の下側がNGC4210です。

中央の細長いNGC4256が一番明るいのでNGC4256銀河群と呼ばれることもあるらしいですね。

地球からの大体の距離はNGC4221が6500万光年ほど、それ以外が1.2億光年ほどです。

NGC4221だけがかなり近くにいるのでNGC4221はNGC4256銀河群のメンバーではないと考えられています。

NGC4108やNGC4513もNGC4256銀河群の仲間らしいですが、この画角の中には入りませんでした。

撮って出しはこちらです。

この時点で4つの銀河が写っています。

銀河群はいつ撮っても楽しいですね。

では。

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