くじら座は秋の星座ですが、冬は長いので日が沈んだすぐ後にはまだ見ることができます。
というわけで今日はくじら座のAbell151銀河団と周辺の銀河たちを紹介します。
結果

Date: Dec 31 in 2024
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x40 (120min)
Processing: PixInsight, drizzle 2x, NXT
FWHM: 5.4021
星以外にも小さなつぶつぶがたくさんありますね。
それらすべてが系外銀河です。
この中にはIC天体が5つ写っていて、それぞれ IC77, IC80, IC78, IC79, IC82 です。
アノテーションしてみましょう。

赤い文字がIC天体、青い文字がPGC天体です。
凄まじい量の銀河がいますね。
上側のIC天体はIC77とIC80で、下側にはIC78,IC79,そしてIC82がいます。
IC77とIC80を取り囲むようにしてすごい量の銀河がいる領域はAbell151銀河団と呼ばれています。
調べたところAbell151の距離クラスは3で地球からの距離はおよそ7億光年らしいです。
この前撮ったAbell754と似てますね。
銀河団の撮影は面白いです。

3分露光の撮って出しです。
系外銀河がほとんど写ってないですね。
光害地からの撮影だと露光時間を稼ぐしかありません。
では。



















