かみのけ座には多数のメシエ天体が眠っています。
この前は球状星団のM53を撮りましたが、それだけでなく多くの銀河もあります。
というわけで今日はM88を紹介します。
結果

Date: Jan 27 in 2025
Location: @横浜市内の自宅ベランダ (SQM 18.60)
Camera: ASI533MC Pro (Gain 100, -10℃)
Telescope: Takahashi FC-76DCU + 1.04x flattener (FL 592mm, f7.8)
Mount: Kenko SEII-J
Guiding: SVBony SV165 (FL 120mm, f4), ASI120MM mini, ASIair Plus
Filter: Optolong L-Quad Enhance
Exposure: 3min x33 (99min)
Processing: PixInsight, NXT
予想以上に小さかったです。
M53よりも見かけのサイズが小さいですね。
メシエ天体だからそれなりに写るだろうと思ってはいましたが、さすがに小さすぎたようです。
拡大してみましょう。

渦の構造がなんとなくわかりますね。
もっと拡大して撮影したらさらに綺麗に写るのでしょうが、今回はこれが限界でした。
ちなみに、BXTを使ってみるとこんな感じになります。

構造がさらにはっきりしてきました。
系外銀河にはBXTは必須かもしれません。
次から使っていこうと思います。
あと、全体像にはNGC天体が複数写っています。
アノテーションしてみましょう。

おとめ座銀河団の方向なので多くの系外銀河が写り込んでますね。
このすぐ右方向にはマルカリアンチェーンが控えています。
M88はかみのけ座とおとめ座の境界のすぐ近くにある天体です。
面白いですね。
撮って出しはこちらです。

この時点でM88が写ってますね。
ただ小さすぎて構造がよくわかりません。
次からはもっと拡大して撮れるような方法を考えないといけないですね。
では。




















